「赤ちゃん語がわかる 魔法の育児書」を読んでみました。「赤ちゃん語がわかる 魔法の育児書」を読んでみました。
カリスマシッターと呼ばれている方の本らしいです。


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内容

この本は5000人以上の赤ちゃんと接してきたという方が、その経験から書かれた本のようです。

赤ちゃんには気質によって5つのタイプの赤ちゃんがいて、そのタイプによって接し方が違うらしいです。
自分の子がどのタイプなのか?というチェックができるテストも書いてありました。

また、楽に子育てをするには「一定の生活パターン」を作ることが大切らしい(EASYの時間割)。
授乳→活動→睡眠→母(自分)の時間
というサイクル(1サイクル3時間くらい)で生活パターンを作るのがいい、と書かれてありました。

そして、赤ちゃんが泣いてもすぐ抱き上げるのではなく、赤ちゃんの要求が何かを見極めることも大切だということ(SLOW対処法)。
そのためにはまずいったん落ち着いて状況を把握し、赤ちゃんの泣き方を聞き、観察し、行動しましょう、と。
この泣き方の見極めが「赤ちゃん語を理解する」ということだとか。

…大雑把に言うとこういった内容の本でした。

感想

「育児書」と書いてありますけど、月齢ごとにどうこうといったことではなく、赤ちゃんとの接し方をメインに書かれた本でした。

この本は、じっくり読む本です。
活字を長時間読めるときに読まないと、ストレスが溜まっている時などはとてもじゃないけど読む気分になれないかも。
出産前や、出産後しばらく経って落ち着いてから読むのが良いと思いました。

出産前に読んで早すぎないか?と思われるかもしれませんが
一定の生活パターンをつくるとか、
赤ちゃんが泣いてもすぐ抱き上げずに要求を見極める、といったことは
頭の片隅に入れておいてもいいことかな?と思うので、私は読んで良かったなーと思いました。
(あ、実践できるかどうかはわかりませんよw)

ただ、赤ちゃんのタイプ分けなんかは生まれてからじゃないとチェックできないですからね。
生まれてから余裕があればまたチェックしてみたいかも。

あと、読んでいて「なるほど」と思ったのが、
赤ちゃんの自主性を尊重するサークル
というものを用意しないといけない、ということ。
サークルっていうのは…何て言えばいいのかな…自分のエリアみたいなものかな?

赤ちゃんも1人の人間。
声もかけずにいきなり触られたり起こされたりしたら気分を害するのは大人も子どもも一緒。
何をするにも声をかけてから!というのが基本だということをすごく納得できました。
というのも、私自身がそういった自分のエリアにずかずか入られるのを極端に嫌うタイプの人間だからかもしれませんw

著者が海外の方なので日本の文化とちょっと違うなーって思う点もいくつかありますし、
登場してくる過去に出会った夫婦や赤ちゃんの例とかよくわかんなかったりしましたが、
そういう点はスルーしても(笑)、自分にとって「なるほどなー」って思えることがいくつかあった本だったと思います。

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