機会をいただいて絵本『もにゅす』『トマにん』を娘と読ませていただきました。
娘の反応とともにご紹介します。
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『もにゅす』『トマにん』ってどんな絵本?
こちらの2冊の本、普通の絵本とはちょっと違います。
まず紙。画用紙です。見た目もスケッチブックみたい。
絵本にしては変わってるなーというのが第一印象。
触り心地も良くて、個人的には好きです。
また、2冊はそれぞれ違う特長があります。
『もにゅす』は、最後10ページほどは白紙になっています。
「ここからは、自由に《もにゅす》を描いてください。」とあり、子どもが自由に描けるスペースになっています。
子どもが絵本を作る、そんな本です。
そして『トマにん』は部分的にぬり絵になっています。
主人公のトマにん以外のキャラクターには色が付いていません。
子どもが好きに色がぬれるので、個性的な絵本が出来上がるかもしれませんね。
絵を描くのが好きな子ども、ぬり絵が好きな子ども、それぞれ好みの絵本を選ぶと良いと思います。
ありがたいことに『もにゅす』と『トマにん』の2冊を提供していただいたので、それぞれの絵本に対するうちの娘(4歳なりたて)の反応と一緒にご紹介します。
娘の反応~『もにゅす』の場合~
まず『もにゅす』。
こちらはつぶらな瞳と黄色いたらこ唇のキャラクター。
この顔を描けばどんなモノでも「もにゅす」になってしまう、不思議なキャラです。
ページをめくっていくと何とも色がきれいなページが。
絵のことはわからないんですけど、きれいだなー!とちょっと見入ってしまいました。
こういう色彩私は好きですが、子どもはどうかな。うちの娘は気に入っていたようです。
肝心のストーリーは子ども向けにしてはちょっと難しいかな?と最初は思いました。
1ページ目の「もにゅすってなぁに?」というくだりは音の響きがおもしろいらしく娘も笑ってましたが、ストーリー的には「おもしろかった!」とまでは言わないです。
でも何度もせがまれて読んでいくうちにどんなモノでも「もにゅす」になっちゃう、という点が普段の遊びに取り入れられるようになり、徐々にキャラクターに対して愛着が湧いてきたようです。
娘は絵を描くということがまだうまくできないので、自分で「もにゅす」を描くことはしませんが、私が何気なく紙に「もにゅす」を描いたり、おにぎりのラップに「もにゅす」の顔を描いたり(実際はセロテープに描いてから貼りつけ)すると大喜びです。
何と言うか、「もにゅす」というキャラクターが娘は気に入ったんでしょうね。絵本を読む時以外も楽しんでいます。
最後の10ページほどの真っ白なページ。
写真は真新しい状態の時に撮ったものですが、今もこのまま。
娘はまだこういった絵が描けないので、もう少ししたら娘なりのもにゅすを描いていってもらおうと思います。
娘の反応~『トマにん』の場合~
実は最初の頃、娘はこの絵本をものすごく怖がっていました。
娘は超がつく怖がりなので、戦いシーンなどがどうにも苦手。
しかも、お母さんがカラスに連れて行かれちゃう…なんて聞いただけでも怖いようで、正直、嫌がっていました。
しかし!本当につい最近になって何度も「読んで」とせがむようになりました。
ダンナさんが戦いごっこを手遊び化したのがおもしろいらしく(「トマにんごっこ」というらしい)、気に入ったようです。
右手の指がトマにんで、左手の指がカラスまる(敵)…というように設定して、手遊びのように一緒に遊んでます。
ぬり絵がメインですが、最後に3つほどおまけ的なページがあります。
そこは1つやってますが、娘はぬり絵なんかもまだまだうまくできません。
もうちょっと『トマにん』に愛着を持って「ぬりたい」と言い出したら好きにぬらせようと思っています。
絵本を通じて寄付活動を行う「キャラフル」
こちらの絵本は「キャラフル」という法人向けにキャラクターを貸し出している会社の事業部(かな?)が出しているもの。
この絵本の売上1冊につき50円を、
難病と闘う子どもたちの夢をかなえる
国際的ボランティア団体
[メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン]に
寄付いたします。
ということで、絵本の売上からの寄付活動や、絵本の寄贈なども行われているそうです。
こちらのページでキャラフル活動レポートがあげられています。
興味のある方はご確認ください。
→キャラフルの絵本寄贈・寄付 活動レポート
まとめ
最初手にした時は、正直、想像していた以上に絵を描いたり色をぬったりするのができるお子さん向けだなぁ…という思いがあり、絵を描いたりするのがまだあまりうまくできないうちの娘には難しいかな?と思いました。あと、内容も難しいかな?とも。
でも、何度も読んでいくうちに怖くなくなったり、愛着が湧いたり…。
いただいて1か月半が経過した今も飽きずに「読んで」と持ってきます。娘なりにとても楽しんでいるようです。
あと、内容を考えると『トマにん』は男の子受けがいいかもしれません(想像ですが)。『もにゅす』は男女問わず、読み込むほど想像するのが楽しくなる絵本だと私は感じています。
いずれにせよ、親子で楽しい時間を過ごし、一緒に作った絵本を思い出の作品の1つにするのにも良い絵本だと思いました。
我が家の絵本、これからどうなるのかな?
またご紹介する機会があればその後の写真などアップするかもしれません(笑)。
興味のある方はAmazonで取り扱いがあるようなのでチェックしてみてください。
もにゅす (キャラフル)
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